2013/03/27

     
 

ヒブ(Hib)ワクチン

 

 ヒブ(Hib)は、ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型(Haemophilus influenzae Type b)の略称で、この菌は小児期の細菌感染症「髄膜炎・菌血症・喉頭蓋炎といった重篤な感染症」の主要な原因菌です。

 抗生剤に対する耐性化などの問題もあり、ワクチンでの予防が重要で、生後2ヶ月から接種可能が推奨されます。

 接種時期が同時期となるDPT−IPV・Hib・肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチン・ロタウイルスワクチンなどと同時接種することが可能です(実際に、5種同時の接種も行っています)。

 肺炎球菌ワクチンと共に、低年齢ほど感染〜重症化のリスクが高いので、できるだけ早い時期(生後2ヶ月)からの接種開始をお勧めします。

 

接種回数

<生後2ヶ月以上〜7ヶ月未満>
 計4回=初回3回(4〜8週の間隔)+追加1回(3回目から7〜13ヶ月後)

<生後7ヶ月以上〜1歳未満>
 計3回=初回2回(4〜8週の間隔)+追加1回(2回目から7〜13ヶ月後)

<1歳以上〜5歳未満>
 計1回

 

平成25年4月1日から定期接種として行なわれることとなりました。

 

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